3日間ほど同じものをつくっていた。飽き性が祟ってはやく終わらせる、目処をつけるという作業をしないと気がすまない。そこに居続けられないという気持ちがあって、たとえば鳥貴族へ行くと、まずぼくは腹を満たしたいので焼き鳥丼を頼んでしまう。そういうタイプの人間だから、ゆっくりと展開するのが苦手なのだ。

それでも、着実に距離は伸びている。3日で一万字を超えた。始めと終わりでだいぶ、心境が変化したので語り口もなんだか変わってしまった。一万字を超えて物語は終わった。というよりも、そのさきは週末でないと描けないのだろうと思う。あとがきという形で示されることになると思う。現状、原稿用紙に換算すれば33枚。海へ素潜りするような書き方をしている。それ以外にやり方を知らないのでしょうがない。さすがに50枚までは伸びないだろう。

書いていくと不自由さを感じる。自分の書いたことによって次の一手が拘束されていく。そう感じたならそれを逆手にとって進むしかない。それが解決されると束縛を忘れ、べつのことに熱中し始める。結果、知らない間に夜が更ける。

というか、今週は色々と書いた気がする。二時間で済むものあれば、一日かかるものもあって、