INFP

よなよな占いなんぞに手を付けだした。社会に出てからというもの、自分の異常さを感じずにはいられず、まあ毎日しんどかったり楽しかったりするけど、自分は異常なんだなあと思うことばかりで、それが良いか悪いかは別にしてぼくは異常であるという事実が目の前に転がっている。

異常だ。今までもずっと異常ではあったが、生活に差し障りのあるものではなかったから放っておいたが、社会野に拘束されてから自分の異常性はとんでもないことに気付き始めた。関わる接点すらなかった人間と会話すると心がしんどくなる。ぼくの創造は日々怒りに満ちてからどこかへ埋まってしまった。

毎日なにかを作っていたのに、もう作らなくなってファッションばかり気にしている。

ぼくに本音で話せと強要する人たちがいる。本音とは何かを考える。なぜ本音など知りたい。人一人に幾つ本音があるのか考えたことはないのだろうか。ぼくは一人ではないし、いろんな方面からいろんな本音があってどれが本音かなんて最たるものなどない。そんな本音の中から最も同意を得られそうな、統合的な意見は黙れということである。おれもきみたちも、おれは話さない。話す気がない。それが暫定的な本音の共通項だ。

ぼくを一ミリも理解する必要はない。その辺でへばりついてる虫のように放っておけば良い。わざわざゴキブリにしなくても、蝉とかなんでもいいだろう、べつに。そういうのをいちいち火にくべて食おうとするのは好奇心旺盛な小学生みたいで大好きだ。