Entries from 2017-07-10 to 1 day
時が鉛のように重い。一日がどうしようもなく軽く、どうしようもなく重い。短針と長針の間に挟まれて、秒針の音せせこましく心臓のように脈打ちぬ。時は鳩時計のごとく、丁度を祝い、また狂ったように忘れけり。古文は苦手だった。高校一年生のおりに挫折し…
時が鉛のように重い。一日がどうしようもなく軽く、どうしようもなく重い。短針と長針の間に挟まれて、秒針の音せせこましく心臓のように脈打ちぬ。時は鳩時計のごとく、丁度を祝い、また狂ったように忘れけり。古文は苦手だった。高校一年生のおりに挫折し…