黄金時代

青いんだか、白いんだか、

アスファルトを圧倒する空に

貼り付けられた建物

人はマスク、桜は満開

青いんだか、白いんだか

晴天の空にコカコーラの張り紙

太陽は白い 目が潰れる

蜂はこれから、鳥の声がドアの隙間から漏れる

お前は歌えるか、ソロで

同類は部屋でシコってる

青いんだか、白いんだか

我々の肉体はピーチ色

床に手足が生えてしめじみたい

そういうパンツが欲しい

その時は隙間から、半開きから見える

そらがあおい、ジッパーから覗くピンクのイチモツ

そらが青い、わたしたちはピーチ色

着飾る色はそれぞれ

部屋に手足が生えて黄金時代をむかえる